見学会開催のお知らせ

「建物再生、温故知新。古きを訪ねて、新しきを創る。」日本では「一生に一度の大仕事」と称して住宅の多くが解体して建て替えられてきました。その上、解体材のほとんどがゴミとして処分されてきました。それが現在は、空家問題や産廃問題などが出てきて、住まいは手入れをして住み継ぐことが求められてきています。また、歴史的建造物は残していかなければならない!という風潮も出てきました。今大会においては、基調講演の後に各県から改修事例とその取組についての発表が行われました。古民家再生から街づくりへと発展している事例や、14年かかって完成に至った事例、建て主様に納得してもらうためにお掃除ボランティアから始めて地道にコミニケーションを取り続けている事例などの発表がありました。建築士として!住宅医として!私たちは歴史ある町並みや情緒ある古民家を安易に壊してしまうのではなく、再生し創り上げていくことの大切さを伝えていかなければいけないと確かめ合いました。見学会では、明治創業時に復元された岩手銀行赤レンガ館、もりおか啄木・賢治青春館、旧岩手県立図書館・・・2日目は鉈屋町界隈~オガール紫波町~金ケ崎町城内諏訪小路伝建保存地区~達谷窟西光寺~厳美渓とハードスケジュールで巡ってきました。

 

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国指定重要文化財(建造物)                       岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館前にて

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(国指定重要文化財)もりおか 啄木・賢治青春館は、明治43年(1910)に国立銀行として、90番目に竣工した旧第九十銀行本店本館を保存活用されました

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晩年啄木が校正の仕事をしていた東京・銀座の朝日新聞社の跡にある啄木の歌碑の前で、銀座の商店会から盛岡市長に寄贈されたという「銀座の柳二世」

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国の登録有形文化財の岩手県公会堂において大会が開催されました

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大会バナーで隠れてしまいましたが・・・漆喰の美しいレリーフのある会場にて、岩手県建築士会副会長さんよりご挨拶いただきました

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つなぎ温泉「愛真館」にて懇親会

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今夏、盛岡さんさ踊り『最優秀賞』を受賞の 「いわてさんさの会 加藤家」さんによる「さんさ踊り」で盛り上がりました。最後は私たち参加者全員で、盛岡さんさ踊り2番「七夕くずし」を輪になって踊りました~♬~

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紙芝居で「盛岡とさんさ踊り」のお話してくださいました。中学生、小学生、幼稚園、2歳児も参加の「いわてさんさの会・加藤家」さん。2歳児ちゃんは立っているだけでかわいい~

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鉈屋町 「もりおか町家物語館」  町家にはやっぱりアンティークの箱階段がお似合いです

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鉈屋町 もりおか町家物語館 吹抜上部

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鉈屋町 「もりおか町家物語館」 襖を開けると 2階~3階隠れ部屋への隠し階段が!

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オガールタウン 紫波町図書館

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オガールタウン 紫波町役場玄関と隣接の保健センター玄関のアプローチ

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金ケ崎町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保全地区を 散策

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金ケ崎町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保全地区内の 「大松沢家」はランチ&カフェとして利用されていました

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平泉町 達谷窟西光寺

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国指定史跡 達谷窟毘沙門堂・・・岩に食い込んだ建造物は圧巻でした!

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国指定史跡 達谷窟毘沙門堂・・・岩に食い込んだ建造物どアップ!

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国指定史跡 達谷窟毘沙門堂・・・ 通り抜けできます

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大岸壁に刻まれた磨崖仏です。 お顔の長さは約3.6メートル

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大岸壁に刻まれた磨崖仏 ご尊像の身の丈は約16.5メートル 肩幅は約9.9メートル 胸から下は崩落し現在も摩滅が著しく保護が急務なのに・・・

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厳美渓にて

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厳美渓

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