カテゴリー:みらいえ~るの家づくり

11月下旬、講師にヒロ・アーキテック代表八鍬氏を迎え断熱材の勉強会をしました。

建築士であるメンバーにおいては、当然知ってなきゃいけないこと・・・ではありますが、なかなかいろいろな種類の断熱材を理解するのは難しいところ。

繊維系、ボード系、発泡系、それぞれの断熱材についての特徴やメリット・デメリットについて、経験豊かな八鍬さんの講義、大変勉強になりました。

 

後半はメンバーでもある金内氏によるセルロースファイバーのセミナーです。

セルロースファイバーは紙や木材などの天然繊維でできた断熱材です。ホウ酸が塗布されているので湿気にも強く白アリにも強い。

調湿機能や遮音性能にも優れた断熱材です。などなど、私(sato)は気にはなるけど使ったことがない身としてはとても興味深いことを教えてもらいました。

 

 

質問がたくさん出ました  🙂 

例えば、なぜこの断熱材には気密シートが必要でこちらの断熱材には必要じゃないのか?

透湿防水シートの必要性、また、防湿防水ではだめなのか?そもそも壁の中の結露はどうして起きるの?夏と冬の結露のメカニズムの違いは?etc

 

理解不十分だった点を再確認出来、また、分かりやすい説明の仕方などにも気づけたり、とても有意義な時間となりました。

 

八鍬様、お忙しい中ありがとうございました。

みなさん、お疲れ様でした!

 

 

 

 

 

ちょうどグラスウールの場面ですね。

グラスウールは最もポピュラーに使われている断熱材です。

 

 

 

 

断熱材の見本市(^^)

 

 

セルロースファイバーのデモ機です。

左側の四角い箱でベルの音がいかに小さくなるかの実験ができます。

右の家の模型では断熱性能を確認できます。

 

こんにちは。

地球を感じる家づくりプロジェクト、#1

具体的なプランニングに入るのはまだ少し先なので、まずは施主様交えての勉強会を開きました。

テーマは「地盤」

講師はみらいえ~るメンバーであり、山形県で唯一「地盤品質判定士」の有資格者の金内氏です。

普段から地盤についてよく勉強しているメンバーも、わたしのように判定書に頼ってしまうメンバーも改めて勉強させていただきました。

 

 

↓みな真剣です。

疑問点やうろ覚えだった事柄なども再確認できました。

 

 

↓ちなみに、地盤調査とは不同沈下が起きやすいかどうかの調査です。不同沈下とは地盤の緩いところから建物が傾いてしまう状態です。

(イラストはインターネットからお借りしました。)

 

 

↓調査方法はいろいろありますが、木造住宅ではスウェーデン式サウンディング試験がポピュラーです。

みらいえ~るメンバー内には表面波探査を採用している者もおり、それぞれの考え方で試験方法は採用されています。

(イラストはインターネットからお借りしました。)

 

 

地盤のほかに、盛土段差や計算根拠のない土留めがある場合の安全な配置計画等教えていただきました。

地盤を知ることはとても重要なことなので、時間はあっという間に過ぎましたが、まだまだ奥が深い。

今回、勉強会の機会を与えてくださった施主様にとても感謝いたします。

 

金内氏。頼もしいメンバーです。