東京支局長便り

みらいえ~る

2016年01月05日

山形市中心部の街並み

山形市中心部の街並み

 

 

新年あけましておめでとうございます。
今年もみらいえ~るをどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、みらいえ~る東京支局長を拝命している私から
気になる住宅事情をピックアップ!

 

今回は「住宅の広さ 山形 vs 東京 」です。

 

山形にお住まいの皆さまは、現在のお住まいの「広さ」には満足されていますか?

 

「よくわからないなぁ」という方もいらっしゃると思いますが、

一度は山形以外のところに住んだ経験のあるかたも多いはず。

 

そのときのことを思い出して、比較してみていかがですか?

 

 

例えば私が東京と山形に暮らした経験で感じたことを挙げてみると…

 

山形の家は、ひろい!玄関も廊下もゆったりしている!

 

↑これに尽きます。

 

この感覚を裏付けるバックデータがございます。

それは総務省統計局の「日本の統計年鑑」です。

 

この資料によると、山形の1住宅あたりの延べ床面積は141.51㎡(42.80坪)。
それに対し、東京は64.48㎡(19.5坪)となっています。

 

山形のほうが広く、なんと2倍以上の差があります…

 

ちなみに山形県と東京都の面積を比較してみましょう。

 

山形県は 9,323.15km2(47全都道府県中 9位)に対し
東京は 2,190.90km2(同45位)です。

山形のほうが4.3倍広いですね。

 

さらに住宅の総数を見てみると、山形県の住宅総数は43万2千戸、
東京は735万9千戸となっています。

なんと東京のほうが住宅総数は17倍もあります。

 

地価や建設費の違いもありますし、
「戸建てが主流か、マンションが主流か」という事情もあります。

 

それにしても、東京では限られた範囲に

ぎっしり家が建てられているということがよくわかります。

 

従って、東京の住まいには、便利な環境を教授しながら
「限られた住宅面積の中でいかに心地よく暮らすか」という観点が欠かせません。

 

山形では、都市部ほどの利便性はないかもしれないけれども、
四季折々の季節を感じながら、広い家でゆったり暮らすことができますね。

 

どちらがいいとは言えませんが、せっかくそこに住んでいるのだから、
楽しみを見出しながら、日々暮らしていけるといいですね。

                                       (文=井上恵子)

 

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