勉強会開催のお知らせ
こんにちは。
私たちみらいえ~るの活動の一つに、子供たちに環境、山、木などの自然の大切さを知ってもらいたいという目的で「木育」があります。
その木育の一環として「箸作り・スプーン作り」を開催したいと考えております。
イベント計画にあたり、まずは自分たちが体験してみよう!
ということで、講師に沖津雅秀氏をお迎えし、メンバーとその友人、子供たちを交えてスプーン作りを開催しました。
材料はクルミの木です。
あらかじめ、スプーンに近い形にカットされています。沖津先生自作の作業台のくぼみにセットしてカッターナイフで成形していきます。
わいわいがやがやしながらも、みんな真剣です。
始めは積み木のような木片が徐々にスプーンのカタチに・・・
おや、バターナイフの方もいます。
カタチが出来たら、80番のサンドペーパーから磨いて、最終的には320番のサンドペーパーで滑らかにします。
仕上げはオイル仕上げ。オリーブオイルでも良いのですが、せっかくなのでクルミを砕いてオイルを抽出し磨き上げました。
同じカタチから始めたのに、出来上がりは個々それぞれ。
この小さな木の中に、赤太あり白太あり、枝かなと思うところあり、しゅるしゅる、カリカリ、ガリガリ、ガツガツ、ゴツゴツ。
スムーズに削られると思えば、どうしてもひっかかるところがあったり、木目に沿ったり逆らったり。
粗いサンドペーパーから徐々に細かいものへ、始めはざらざらしていた手触りはいつしかしっとり滑らかに。
クルミをつぶして出てきたオイルを塗ると、じんわりと染み込み味わい深い色に変化しました。
木目もキレイ。
しかも軽い。クルミの木って軽いんだ~。
こんな風に作ったスプーンは愛着もひとしおです。
毛羽立ったらまたサンドペーパーで磨いて、オイルを塗って大切に使っていきたいです。
大切に使っていきたい・・・そう思えることが木育なのかなあ~とふと思いました。
イベント開催に向けての準備!と言いながら、実はメンバーがやりたかった感もありますが(笑)、スプーン作り(箸も良いね♪)、子供たちにぜひ体験してほしいです。
驚いたのが、少し遅れて始めた子供たち。大人より時間かかるだろうなあ~と思っていたのですが、早々とスプーンやバターナイフのカタチが出来、しかも上手!!
子供ってすごい!!感服いたしました(^^)
作りながら、「性格でるよね~きっと。」なんて笑いながら作ったのですが・・・・・
なぜだろう?
私のスプーン、曲がってる(--)
沖津先生、お忙しいところありがとうございました。
分かり易いレクチャーと軽快なおしゃべりで終始わきあいあいと楽しく過ごすことが出来ました。
参加してくれた方々、お疲れさまでした。
また開催いたします。その時は広く参加者を募りますので、これをご覧になった方も是非ご参加ください。
記:佐藤真理
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